この度、KYOTO AGORA 2021報告会を以下のとおり開催いたします。
2022年4月設立の未来デザイン?工学機構(Center for the Possible Futures)では、複雑な事象とステークホルダーによる未来社会の変革を促すため、異分野融合による視点提示型?仮説生成型の研究の発想を2021年4月より1年かけて、学内40名の教員により進めてまいりました。この度、以下の5グループの構想提示とともに、新領域開発の可能性を模索する報告会を開催いたします。
また、京都大学で先行する学際融合の取り組みを宮野公樹先生にご紹介いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
13:10 ~ 14:50
各グループ発表(各20分x5グループ)
進行:水野大二郎 未来デザイン?工学機構副機構長
【グループ1「コモンズ」】
都市計画事業による100年間の都市を見直し、幸福で安心、快適で安寧な都市を再構築する方法を考えます。
【グループ2「メタバース」】
人間-自然、人間-機械、サイバーフィジカルシステムの融合からなる、拡張するインタラクション研究の可能性を考えます。
【グループ3「考工学」】
見過ごされた技術、失われた技術から新しいテクノロジーの可能性を引き出します。
【グループ4「サーキュラーマテリアル」】
環境容量をゼロに設定し、特に繊維素材の完全循環社会を考えます。
【グループ5「ウェルビーイング」】
幸福な人生とは何かの視座からバイオテクノロジーの新分野を開発します。
14:50 ~ 15:20
講演「異分野融合の意味と意義」
宮野公樹 京都大学学際融合教育研究推進センター准教授
15:20 ~ 15:55
総括?ディスカッション
15:55 ~ 16:00
閉会挨拶:山下兼一 未来デザイン?工学機構副機構長