令和4年度から高等学校にて「情報Ⅰ」を含む新学習指導要領に基づく教育課程が開始されます。全生徒が必修となる「情報Ⅰ」では、プログラミング?モデル化とシミュレーション?ネットワーク(関連して情報セキュリティ)?データベースの基礎といった基本的な情報技術に加えて、コンテンツの制作?発信の基礎となる情報デザイン、さらには情報モラル?情報社会と人間との関わりなどについて幅広く学びます。すべての高校生がこれらのことを学ぶということは、これらの知識は企業における今後のリスキル教育として必要不可欠なものになることを意味し、リスキル教育の計画?実施にあたり、これらの内容を確実な知識として得ておくことは必須であると考えられます。また、高等学校においては教科横断的な情報活用教育が求められており、情報科の先生方のみならず他教科の先生方もあらためて学び直す機会としていただけるよう、基本部分を丁寧に解説することを目指します。