平成29年10月6日(金)、本学のスーパーグローバル大学推進拠点は、「OPEN-TECH INNOVATION」(スーパーグローバル大学創成支援事業)として、平成29年度第3回OPEN TECHシンポジウムを開催し、学外者および本学学生や教職員など34名の来場がありました。
本シンポジウムでは、韓国の慶北大学 Hye Jin Lee(ヘジンリー)先生からの高感度バイオセンサーに関しての講演をはじめとして、京都大学 小山宗孝先生からは金属ナノ粒子修飾電極に関して、京都大学 西直哉先生の研究室の博士後期課程の学生からは電極界面におけるイオン液体の二重層構造に関して、そして本学 吉田裕美先生からはイオンの絶対定量法に関する講演が行われました。
いずれの講演についても活発な質疑応答があり、日本と韓国における電気分析化学の最新情報について議論が交わされました。参加者の半分をしめた日韓学生は、講演後も講演者の研究に興味を持って情報交換をするなど両国の学生にとっても有意義なシンポジウムとなりました。一方,一般の参加者からのアンケート結果には興味深い結果があったと意見も寄せられました。