平成29年2月8日(水)、本学のスーパーグローバル大学推進拠点は、「OPEN-TECH INNOVATION」(スーパーグローバル創成支援(SGU)事業)として、平成28年度第13回OPEN TECHシンポジウムを開催し、地域企業および本学学生や教職員など49名の来場がありました。
今回は、タイ国キングモンクート工科大学トンブリ校の建築&デザイン学部長であるMichael Paripol Tangtrongchit(マイケル パリポン タントチット)氏をお招きし、建築デザインに関する講演会を実施しました。“Architecture: Body and Mind”と題し、タイ国で活躍している建築家の立場から、設計実例の紹介をふまえて歴史?風土や人間環境に配慮した建築デザインのあり方についてご講演いただき、建築設計に携わる業界、学生、教職員にとって極めて有意義な内容でした。また、外国人留学生の参加も多数あり、活発な議論を通じてグロ-バルな人材育成にも貢献しました。
本講演には学生だけでなく多くの会社の方々も参加されたため、学生にとっては講演者の研究から新しい学術的アイデアを得ることができたと同時に、産業的な視点からも討論ができる貴重な機会となりました。さらにこの国際セミナーは、本学の留学生と日本人学生の今後の研究に向けたモチベーションを高めるものとして大変意義深いものでした。