平成28年4月26日、本学の「OPEN-TECH INNOVATION」(スーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業)では、平成28年度第1回OPEN TECHシンポジウムを開催し、本学学生や教職員、及び外部から25名の来場がありました。
本年度の第1回となる今回のシンポジウムでは、ノルウェーのエネルギー関連企業であるスタトイル(Statoil ASA)社からKnud LUNDE(クヌート ルンデ)氏をお招きし、流力振動に関する講演及びディスカッションを行いました。
スタトイル社は世界最大級の石油?ガス企業として石油?天然ガスに関し上流部門から下流部門まで一貫して生産、運搬、販売を行い、世界各地で石油?天然ガスの開発を行っている企業です。
Knud LUNDE氏は、スタトイル社で混相流と流れ誘起振動の研究の専門家として2001年より原油などの安定供給のための流量保証の仕事に従事され、今回、その経験を踏まえ、石油?ガスの生産?保管?搬送で発生する誘起振動の発生のメカニズムの分析と制御、収容構造体設計について最近の研究の紹介を交えて講演されました。講演を受けて講演者と来場者の間で活発な発言がなされ議論が展開されました。