平成28年3月22日、本学スーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業では、第8回 OPEN TECHシンポジウムを開催し、本学学生や教職員、及び外部から16名の来場がありました。
本年度最後となった今回のシンポジウムでは、本学が2014年に交流協定を締結し、教員及び学生交流を行っているクアラルンプール大学(マレーシア)から Azanam Shah Hashim(アザナム?シャ?ハシム)副学長を、また日本の産業界からは三晶株式会社の小田涼太氏をお迎えし、講演及びディスカッションを行いました。
ハシム副学長からはケナフ繊維に関わる学術的な側面からの研究成果を中心とする講演がありました。一方、小田氏からは産業界におけるケナフ繊維の位置づけなどについて、小田氏が専門とするパルプに関連する部分を中心に、歴史的変遷を含めた講演がありました。
今回は比較的少人数の中で実施されたこともあり、ディスカッションでは講演者と来場者が同じデーブルに着席して、より気軽な雰囲気で議論が展開されました。
本学においては2023年度までスーパーグローバル大学創成支援事業を展開しますが、その一環として来年度もOPEN TECHシンポジウムを開催する予定としております。シンポジウムを含め上記事業により、産業界のグローバル化及びグローバル社会を牽引する工学系高度人材の育成に、長期的に取り組んでいきたいと考えております。