平成27年12月27日(日)、スーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業の一環として、第4回OPEN TECHシンポジウム「グローバル企業および米国大学の現場からの報告」を15号館(COCプラザ棟)のTech Salonにて実施し、本学学生や教職員のみならず、地域住民の方も含めて24名の参加がありました。
今回のシンポジウムは、本学SGU事業に伴い学内公募で選定している「国際化モデル研究室」の一つである、分子化学系 池田裕子教授のソフトバイオマテリアル研究室の企画のもと「第2回ソフトバイオマテリアル研究室国際セミナー」として実施したもので、同研究室所属学生の運営により行われました。
シンポジウムでは、米国アリゾナ大学の本宮暢子准教授とJSRコーポレーションの本宮祐二氏から講演がありました。本宮暢子氏からは米国の大学が取り組む地域貢献活動をテーマに、ご自身が取り組まれている地域社会の健康増進プログラムを中心とした講演がありました。また、本宮祐二氏からは合成ゴム業界におけるグローバル展開をテーマに、ご自身が所属するJSRコーポレーションのグローバル展開の戦略や歩みとともに、その最前線で活躍してこられた経験や所感について講演がありました。シンポジウムは質疑応答も含めて大部分が英語のみで行われましたが、講演内容は参加者の関心を惹きつけ、講演の後に行われたディスカッションでは講演者と参加者の間で活発な議論が見られました。
今回のシンポジウムは、「地域社会のグローバル化」を大きな目標としている本学にとって重要な「グローバル展開」?「地域社会との連携」双方における知見を得るとともに、それらを地域のパートナーと共有する貴重な機会となりました。