繊維学系 福島和樹 教授が共同研究者として参画する研究課題が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業CRESTに採択されました

 繊維学系 福島和樹 教授が主たる共同研究者として参画する研究課題「物質循環型半導体集積回路の創製」(研究代表者:岡本 敏宏(東京工業大学 物質理工学院?教授))が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業CREST(*1)の研究領域「材料創製および循環プロセスの革新的融合基盤技術の創出とその学理構築(材料創製と循環)」(*2)(研究総括:岡部 朋永(東北大学 大学院工学研究科 教授/東北大学 グリーン未来創造機構 グリーンクロステック研究センター長))の2024年度新規研究課題として採択されました(採択率8.8%)。本事業の委託期間は2024年10月から2030年3月までです。(2024年9月17日公表)
参考URL:https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/application/2024/240917/240917.html

(*1)JST戦略的創造研究推進事業については以下のURLをご参照ください。
https://www.jst.go.jp/kisoken/about/index.html
(*2)「材料創製と循環」研究領域は、文部科学省の選定した戦略目標「選択の物質科学~持続可能な発展型社会に貢献する新学理の構築~」のもとに、2024年度に発足しました。詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/bunya2024-3.html

 本研究開発では、高性能?高信頼性?低コストの物質循環型半導体集積回路の実現のために、構成要素である半導体、絶縁体、基板材料などに関する分子技術や材料?界面?デバイスなどに関連する基礎学理を開拓します。また、新物質?材料の創製と選択、選択的な循環?プロセス技術の発展を伴って、集積回路の全ての要素を簡便な方法で回収?分離?アップサイクル可能なものとし、電子ゴミフリーを実現し、真のIoTを推進します。
福島教授は、関連する戦略目標「資源循環の実現に向けた結合?分解の精密制御」のもとに2021年に発足したJSTさきがけ「サステイナブル材料」の1期生(https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/project/1112099/1112099_2021.html)であり、得られた成果も活用して本プロジェクトを推進します。

研究体制
〔研究代表者〕岡本 敏宏(東京工業大学 物質理工学院?教授)
〔主たる共同研究者〕福島 和樹(京都工芸繊維大学 繊維学系?教授)
〔主たる共同研究者〕渡辺 豪(北里大学 未来工学部?教授)

【このページに関する問い合わせ先】
 総務企画課広報係
  TEL:075-724-7016
  E-mail:koho[at]jim.kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)