国立大学法人 京都工芸繊維大学 繊維科学センターと信州大学 繊維学部 産学連携施設ファイバーイノベーション?インキュベーター施設(以下Fii)は、2024年3月8日付で包括的連携協定を締結しました。
両大学は、これまでも連携して繊維分野に関する教育?研究を実施してきました。2022年度からは、社会人向け教育公開講座「テキスタイルのサステナブルマネジメントとテクノロジー」を共同開講しておりますが、これらの取り組みをさらに推進するため、改めて連携協定を締結することになりました。
本協定を結ぶことによって、経済産業省がまとめた「2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)」に基づく「繊維技術ロードマップ」の実現に協力して取り組んでいきます。具体的には、繊維製品のサーキュラーエコノミーの実現を目指して、連携オープンプラットフォームを構築し、社会が求める新しい研究に取り組むとともに、社会の意識を変えるための発信をしていきます。本連携を深化することで、教育?研究を充実させて持続可能な社会を実現する人材を育成し、産業界が抱える課題の解決に知を結集して取り組んでいきます。
調印式の模様 信州大学繊維学部内にて(2024年3月8日)
(左)信州大学繊維学部 森川英明 Fii施設長?学部長、(右)京都工芸繊維大学 横山敦士 繊維科学センター長