2021年11月21日(日)、第2回「オンライン科学?ものづくり教室」を開催しました。
第2回は「光の不思議、ぷよぷよボールであそぼう」というテーマで、水に浸けておいたカラフルな吸水性ポリマーをビンに入れ、そこへ好きなおもちゃやチャームなどを入れてもらい、オブジェを作成するという活動を行いました。最後にはビンに水を注ぐことで、吸水性ポリマーが透明になることを確認してもらいました。細かい作業が多くありましたが、中学生の皆さんは集中して取り組んでいました。好きなものを加えることで、一人一人の個性あふれるオブジェが完成し、「水を注いだことで吸水性ポリマーが透明になり驚いた」「きれいだった」などの感想が寄せられました。
今回の教室で伝えたことは次の2点です。
①吸水性ポリマーとはどのようなものか。
②水を注ぐと吸水性ポリマーが透明になったのはなぜか。
わかりやすく伝えるために説明にはイラストを用い、また説明する前に中学生の皆さんの意見を発表していただきました。意見を伝え合うことでそれぞれの考えを深め、また参加者同士の交流も促すことができました。
教材は中学校の先生を通して事前にお渡しし、参加者の皆さんには前日に吸水性ポリマーを一晩水に浸けておく作業をしていただきました。今回はこのような事前準備が必要だったため不安もありましたが、中学生の皆さんの積極的な参加姿勢に助けられ、スムーズに進めることができました。科学ものづくり教育普及プロジェクト“ぽっけ”は、これからも様々なテーマを提供していきたいと思います。