本学の学生と教員の共同プロジェクトに採択されている環境?エネルギー教育普及プロジェクト“TeChLover”(旧:Kyo Tech Lab.)の活動を紹介します。
2019年8月9日(金)、京都府地球温暖化防止活動推進センターと共に京都府向日市市役所にて再生可能エネルギーをテーマにした科学教室を実施しました。
はじめに、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを用いた実験や地球温暖化についての説明をしました。その際に行ったクイズでは予想外の正解に参加した子どもや保護者からも声が上がっていました。
次に、ソーラークッカーの製作を行いました。ソーラークッカーは、太陽光のみで茹で卵を作ったりパンケーキを焼いたりすることのできる環境にやさしい調理器具です。小さな子どもも一生懸命に作っており、完成すると嬉しそうにしていました。
2019年9月23日(月)、兵庫県神戸市北区の有馬温泉にある有馬玩具博物館にて科学教室を実施しました。
出展内容は、「自家製入浴剤を作ってみよう」です。
本教室は、有馬玩具博物館に訪れた方を対象に、家でも気軽に温泉を体験してもらうことを目的として、家庭にあるもので入浴剤を作るというものです。
こうすることで、科学教室へ参加した方に温泉の成分や効能について改めて考えるきっかけにしてもらい、旅の思い出を作るとともに科学を身近に感じてもらえる機会となりました。
2019年10月26日(土)27日(日)、「滋賀ものづくりフェア2019」に、ものづくり教室を出展しました。
本教室では、「ひかりの不思議!水中ジオラマを作ろう」と「今日から君もロボットマスター!?ロボットをプログラミングしてみよう!」の計2ブース実施しました。
水中ジオラマ製作では、最大約1時間待ちが発生するほどの大人気でした。ロボットプログラミングでは、昨今話題のプログラミング教育に関連した教室を実施し、開始と同時に長蛇の列ができるほどの大人気でした。参加した児童生徒からは、「ひかりっておもしろい。」、「ものづくりに興味がわいた。」、「プログラミングは難しいけど、思い通りに動いてうれしかった。」などといった声も聞こえ、出展した学生は手応えを感じていました。
2019年11月9日(土)10日(日)、本学の学生と教員の共同プロジェクトに採択されている環境?エネルギー教育普及プロジェクト“TeChLover”(旧:Kyo Tech Lab.)が、京都市伏見区の青少年科学センターにて、科学教室を実施しました。
出展内容は、「なんで倒れない?バランスモビールをつくろう!」です。
バランスモビールとはやじろべえのことで、参加した児童生徒には年齢に応じて重心のミニ講義を行い、重心について体験や想像を膨らませながら教室を実施しました。また本教材は、ワイヤーの色や形、玩具の種類などを自由に選べるため、自由度が高い教材でした。
参加者は両日とも100名を超え、盛況の内に終了しました。
2019年11月10日(日)、連携先の京都市立京都工学院高等学校とともに京都市伏見区の京都府総合見本市会館(パルスプラザ京都)にてものづくり教室を出展しました。
出展内容は「水中ジオラマを作ろう!」です。
本教室では、昨年度の倍以上の方にご来場いただき、急遽瓶を追加購入するなど、盛会となりました。また、「どうしても体験したくてずっと探していました。」とお声かけ頂くなど、これまでの実績が世間から広く認められていると同時に、我々の活動が強く求められていると感じました。
本団体は事業計画として、地元工業大学の信頼と強みを背景に大学で得た理工系の知識を以て青少年へのものづくりを通した創造性教育を発展させ社会貢献をさらに推し進めることを掲げており、今年度これが高いレベルで達成することができていると感じることができています。
向日市環境市民講座
有馬玩具博物館科学教室
オリジナル水中ジオラマ
ロボットプログラミング
たくさんの方の来場
青少年のための科学の祭典京都大会
バランスモビールの制作
多数の来場者
TeChLoverは、今後も小学校と連携した教室や京都環境フェスティバル2019などを始め、様々な教室に出展する予定です。
環境?エネルギー教育普及プロジェクト“TeChLover”では、このような活動を通じて、子どもたちに「ものづくり?科学の楽しさ」を提供し、大学での学びを地域に還元していきます。