平成31年1月21、22、24、25日、京都工芸繊維大学図書館1Fのグローバル?コモンズにおいて、アジアフェアを行いました。今年度は、衣服、音楽、映画などを通して、多くの学生が多文化に触れられる機会を提供する多文化教育の一環として、アフリカンフェア、ヨーロッパフェアなどを行ってきました。
今回のアジアフェアは、昨年度までにアジア関係のフェアとして行ってきた東アジアフェア、ベトナムフェア、タイフェアを踏まえて、より広域のユニットであるアジアというフレームでアジア各国の生活、文化について話し合う機会をもちました。このアジアフェアを機会に、今まで参加したことがなかった留学生や日本人学生も参加し、日本人学生と留学生という交流だけでなく、留学生同士がお互いの文化の共通点や違いについて質問しあうという場面もありました。
話し合いのトピックは、倒福など中華系旧正月のお祝い飾りの意味、韓国の旧正月のお供え(茶礼)など旧正月に関わる話題や、タイのチェンマイでのコムローイ祭り(幻想的な提灯祭り)や、各国の12支に入る動物の違いにまで、多岐に渡りました。また料理に関しても、米を使った料理、スイーツ、麺を使った料理、多種多様な果実などが話題に挙がりました。ディスカッションが深まると、カンボジアのアンコールワットについてや、マレーシアの多民族性(中華系、インド系の文化、食べ物の違い、ムスリムの料理)、ベトナムの水上市場や水上住宅(メコン川と人々の生活の関係)など、アジアの中でも地域差が色濃く出る話にもなりました。
学生からは、「M-cafeにほぼ毎回来ています。今回いつものメンバーとは違う中国の方やカンボジアの方と話をさせてもらい有意義な時間が過ごせました。特に中国料理やアンコールワットについてそれらの方と 話せてよかったです。」など、喜びの声が多く寄せられました。