平成29年11月1日(水)、本学において、科学技術分野における日本京都とイタリアの大学学長?研究者と日本の企業が会し、イタリアとアジア、とりわけ日本との関係に着目し、科学技術?文化における交流の現状?展望をテーマに、シンポジウム「Italy meets Asia: Scientific Venue in Kyoto 2017」を開催しました。
当日は、在大阪イタリア総領事、京都市長、イタリア23大学等及び京都4大学連携機構(京都府立医科大学?京都府立大学?京都薬科大学?京都工芸繊維大学)の学長をはじめ100名近くの来場がありました。
シンポジウム中には、イタリア政府より、ナノテクノロジー分野で貢献した日伊共同プロジェクトや科学的ネットワーク推進に貢献した研究者に授与される賞である「マルコ?ポーロ イタリア科学賞」の授賞式を行い、本学 森肇理事?副学長が受賞しました。
さらに、日本とイタリア両国の高等教育機関が、科学技術分野における教育研究活動促進のための協力体制を構築し、交流を活性化させることを目的として、イタリア学長会議(CRUI)と、日本側の先導的立場で京都4大学連携機構が協定を締結しました。
翌日には、京都4大学とイタリアの23大学等による大学紹介を、時間を大幅に延長して行うなど、活発な交流を図ることができました。
今後は、京都に日伊交流拠点を設置し、教育研究活動促進のための協力体制を構築し、学生や教職員の交流を行います。